2019-11-14 第200回国会 参議院 経済産業委員会 第2号
核燃料サイクルについては、日本独自でということではなく、今フランスと一緒にということで進めてきたわけですけれども、今フランスでも高速炉の本格的利用のタイミングが二十一世紀後半になるという議論が出ている。こういう中で、このプルサーマルだけであっても核燃料サイクル政策を日本としては維持するのかどうか。
核燃料サイクルについては、日本独自でということではなく、今フランスと一緒にということで進めてきたわけですけれども、今フランスでも高速炉の本格的利用のタイミングが二十一世紀後半になるという議論が出ている。こういう中で、このプルサーマルだけであっても核燃料サイクル政策を日本としては維持するのかどうか。
○山本(有)国務大臣 近年、戦後造成されました人工林が本格的利用期を迎えております。昨年閣議決定しました森林・林業基本計画におきまして、まず、木材、とりわけ国産材の需要拡大、これを図ること、そして、その拡大する需要に向けて、国産材を安定的に供給していく体制を整えること、この車の両輪をしっかり政策で位置づけていくということが大事でございます。
とりあえずパイロット輸送を行いますけれども、輸送後の本格的利用時、ピーク時があるということを想定した調達が必要であると考えております。 特にまた、御指摘をいただきましたウイング車等についても選択肢の一つであると考えておりまして、輸送基本計画にもこれが例示をされているところでございます。
○林国務大臣 まさに先生がおっしゃるとおりでございまして、林業の再生産確保、それから林業経営の安定、このためには、まさに本格的利用段階を迎えている豊富な森林資源の循環利用ということが大事であります。それに加えて、この森林保険制度の適切な運営によって、再生産が阻害されるようなことを防止していく、これは両々相まってやっていく必要があると思っております。
しかし、プルトニウムの本格的利用を図る高速増殖炉は技術的なハードルがかなり高いようです。アメリカ、イギリス、ドイツ、フランスなどでも開発が放棄または中断されておりまして、我が国でも、「もんじゅ」の事故以来、高速増殖炉の開発はとんざしております。また、プルサーマル計画の実施も延期されておりまして、イギリスやフランスから返還されるプルトニウムが今後大幅に余ってまいります。余剰になります。
こうしたことから、国内外におきますこうした技術的知見、実績などによりまして、実用規模の実証試験を行わなくてもMOX燃料の本格的利用が可能であると判断されたものと私どもは考えております。
○近藤委員 長期計画の見直しというか、そういった表記の変遷はあるけれども、プルサーマルについては終始一貫して重視というか、方策としてあったということだと思うのですが、ただ、表記とかを見ますと、昭和六十二年ですと、一九九〇年代後半に本格的利用としか書いていないのが、六年になりますと、二〇〇〇年ごろには十基程度、二〇一〇年までには十数基程度とか、より具体性を増しているということ。
そういったことも十分認識しながら、今まで培った宇宙開発の技術や能力を高めながら、幅広い視点に立って、これから国際宇宙ステーション計画も動いてまいりますので、宇宙の本格的利用を目指して、世界の中で積極的な役割を果たしていくべきではないか。大くくりでございますが、そんなふうに思っております。
プルサーマルは余り効率的ではないと思いますけれども、プルトニウムの本格的利用に至るまで、やはり現在も現存の炉で燃えているはずでございますから、これを利用して高速増殖炉の時代につなげるという考え方が私は必要かというふうに思っております。 そこでお尋ねしたいのは、高速増殖炉あるいはプルサーマルの最初の計画期間が少し後送りになっております。
○政府委員(向準一郎君) そういう意味で、先ほど申し上げましたように、現在プルサーマル少数体実証試験をやっておりますし、それを踏まえて実用規模あるいは本格的利用というステップを踏んで我が国は導入していくということになっております。
電気事業者としましては、こういう実証に引き続きまして、今後本格的利用を考慮しているところでございます。また、新型転換炉「ふげん」におきましては、プルトニウム添加燃料が既に全炉心の半数以上に使われている状況で、極めて良好な成績をおさめております。 また、世界的に見ましても、このような原子力エネルギーの効率的利用、すなわちプルトニウムの利用を進めている国はかなりの国に達しております。
それから、伏見先生がおっしゃいました、じゃ核ジャックはどうするのかというのは、私はこの法案で一番問題は、これまでは恐らくやってこられたんですね、これまでのやり方でできないというのは、いよいよ本格的利用に乗り出すという前提をお持ちになっているからです。そこを国会で十分に、これは政策レベルの議論しかもうする場所はないと思います。
したがいまして、我が国といたしましても少数体規模の試験、さらにはそれを踏まえまして実用規模の実証計画を経まして本格的利用に移行していきたいと考えているわけでございます。
さらに、行く行くは出てまいりますプルトニウムを、先ほどもお話ありましたように、本来は高速増殖炉で使うということが究極の目標でございますが、それまでの間は軽水炉とか新型転換炉で、いわゆる熱中性子炉で積極的にこれを利用していこうという政策に立ちまして、軽水炉につきましてもプルトニウム利用についての試験的利用から本格的利用ということを考えておるわけでございまして、そういったことで、軽水炉の利用までを考えますと
それから長期的には東海工場におきまして出てくるものと、それから民間がこれからつくります第二再処理工場、それから海外の委託をしております再処理工場等から再処理した結果できるプルトニウムを国内に持ち帰るというような計画でございまして、このような体制で先ほど申しましたような「ふげん」、「常陽」、「もんじゅ」、それから今後出てくる大間で建設中のATRの実証炉、それから軽水炉関係の本格的利用に備えたい、このように
下北の使用済み燃料の再処理工場のプールについて増設するのではないかというお話がございましたが、私どもの需要の見通しからいいまして発電所のサイトのプールの余裕も十分ございますし、一方でプルトニウムの軽水炉での本格的利用ということで二〇〇〇年というような時点でのバランスを考えていきますと、そのようなプールの増設ということなく発電所で十分な貯蔵の余力があるわけでございまして、下北の再処理工場をいわゆる使用済
しかしながら、私どもがプルトニウムの本格的利用を考えておりますのは高速増殖炉のケースでございまして、高速増殖炉におきましては燃焼度八万メガワットデーというような非常に高い数字になるわけでございまして、それを目指して私ども再処理技術の向上ということを図っておるわけでございます。そういう意味で、高燃焼度化ということがプルトニウムを利用していくという戦略と矛盾するということにはならないわけでございます。
そこで「エネルギー安全保障」の問題については、ここでは「安価で豊富な石油を前提とした時代は終わり、再生可能エネルギーの本格的利用は二十一世紀になると予想されることから、中・長期的なエネルギー危機の現実性はかなり高い。」
○松岡説明員 本格的利用計画が決定されるまでの間の事柄といたしましては、改めて関東地方審議会を開催することなく、いわゆる自動更新でよろしいという意味でございます。
○松岡説明員 十月十九日の国有財産関東地方審議会において答申を得まして決定しました方向というのは、この立川基地跡地の本格的利用計画が決定するまでの間の暫定的な使用という事柄だけでございます。
○松岡説明員 跡地の本格的利用がどういうふうに決まるかは白紙でございますが、仮に公園あるいは第二国立劇場、高等学校、入試センター、どういうことに決まるにいたしましても、恐らく現在建っております教育大学農学部の建物は取り壊しになりまして、新しい観点から長期的な利用が始まるものだと思われます。
方針が決まるまでの間暫定的にお使いになるということについては大蔵省も承っておるわけでありますが、その暫定的な使用がその後の本格的利用を決定するに当たって何か先取り的既成事実のような関係になるものでは一切ない、こういう理解のもとに現在進めさせていただいているわけでございます。